タクシー業システムのKMオフィス

「コンピューターはあくまで道具。この仕事をこなす道具はないかという発想が大事」と飯田敏晴常務
東京交通新聞掲載記事より
  KEY WORD

 ●従来のタクシー会社の概念から脱皮。
 ●社員の発想を活かす。
 ●KMオフィスとの好い出会い。

 ニュータウン交通(多摩市・斎藤ひろみ社長:82台)は、平成7年10月発行の本特集に登場している。当時は、KMオフィスの「トータルキャブシステム(TCS)」を3台のパソコンで運用していたが、現在ではさらに進化、スタッフ1人1台のパソコンが配置されている。
  同社では、社内業務を定型、非定型と大きく二つに分けている。四年前に、第一期OA化としてTCSを導入し、運収管理・給与計算・会計管理などの定型業務をシステム化した。

 第二期の現在、乗務員台帳・乗務員教育・インターネットによる情報収集・各種管理資料作成など、ほとんどの非定型業務もパソコンで行っているが、特筆すべきは、この第二期○A化は、すべて社員のアイデアで行われたことだ。「機器の低価格化、ウイ ンドウズ98の登場で各種アプリケーションソフトが誰でも簡単に使えるようになったことが大きい」と赤木和宏課長は話すが、時代の変化に対応するアクションの速さが今日を築いた。
  写真を取り込み、乗務員台帳や乗務員証を作る際に用いるデジタルカメラはKMオフィスの展示会で手にふれた翌日購入した。大型液晶プロジェクターを導入し、会議時にエクセルやロータスで作成した各種資料を表示、ペーパーレス化を図った。乗務員教育で法令、運賃メーターや無線の使い方などにも利用され効果を上げている。

 斎藤社長は「若いスタッフのクリエーティブな発想を現実できる職場環境をつくることで、従来のタクシー会社の概念から脱皮したかった」と話す。その代表例では「多摩市車いすタクシー」として導入した福祉車両の車色をパソコンでデザインしヘカッティングプロッタを用いて装飾を自前でこなした。こうした○A周辺機器の積極導入で、ステッカーや各種PR用看板・チラシを自主制作し、コストと時間が節約できた分、乗務員と接触する時間が増ている。

飯田敏晴常務は「KMオフィスとの出会いでいいスタートが切れた。コンピューターはあくまで道具。この道具で何ができるかではなく、この仕事をこなす道具はないかという発想が大事」と強調する。
 今後は、インターネットを情報収集だけに使うだけでなく、KMオフィスのアドバイスを受けながら、ホームページを立ち上げ、福祉タクの予約状況や忘れ物案内など発信する「道具」として使うことを「三期」とする戦略だ。

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